雑多なことだらけですが、一定のボリュームのあるテーマができましたら、切り離して別ブログにする予定です。

10代における友達からの影響

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ウォールストリートジャーナルの記事が気になった父さん。

10代の若者、仲間からのプレッシャーが大人の階段上るステップ

仲間からのプレッシャーについての新たな研究によると、10代の若者が鳥のレミングのようにしばしばお互いにまねし合うようになるのは、脳が大人の脳に比べて世間の受け入れから多くの喜びを得ているからであり、彼らが合理的な決定をする能力が劣っているからではないことが示された。

科学者たちは、友達からの影響に直面することが、独立思考の大人になるための道を歩む上での重要な発展段階になっていると話す。

以下の記事を読んでいくと、「プレッシャー」の意味合いが、日本で使われている意味合いとはかなり異なることが分かる。
どちらかというと、「影響度合い」という風に読み替えた方が適切である。

研究では、10代の若者は影響を驚くほど受けやすいが、どの程度かには大きなばらつきがある。10代の若者は自分たちの経験を通じて大きな喜びを得られることから、大人よりも仲間からの圧力に弱いことを示唆する研究が4月に発表されたものを含め、ぐっと増えている。10代の若者は他の人たちから好かれることに大きな満足を覚える傾向がある。

思春期における仲間からの影響は自然で、15歳ごろにピークに達して、その後は低下する傾向がある。テンプル大学のローレンス・スタインバーグ心理学教授によると、10代の若者は18歳までに仲間との間に境界線を引くことが上手になるという。

ここから先が参考になる。

重要なのは、報いを感じる脳の部分が思春期により活性化し、仲間たちによって活性化されているかもしれないことだ。ルナ氏は、この神経伝達物質の高まりによって、10代の若者は同じ経験をしても、大人よりも多くの喜びを得られると指摘した。

加えて、前頭葉と脳のその他の部分とのつながりは、人が20歳代に入るまで形作られている。このことは、10代の頃に興奮している時──仲間からの圧力はしばしば興奮を生み出す──決断を下す能力がフル回転していないことを意味する。ルナ氏は「彼らはリスクを理解していないわけではない」と述べた。

誰が一番仲間からの圧力に抵抗力が強いかということについて、研究者たちは、人気があり、家庭が本来の機能をきちんと果たしていて、高いコミュニケーション技術がある、などいくつかの特性を持った子供たちだと確認している。ただ、人気と仲間からの影響について研究しているノースカロライナ大学のミッチェル・プリンスタイン心理学教授によると、なぜこれらの子供が圧力の影響をあまり受けないのかは分かっていない。

仲間からの圧力は全ての子供に影響を与えるが、飲酒など危険な「悪い」行動は人気者になることに関係する傾向がある。このため、あまり人気がなかったり、自尊心が低い子供たちは学校で良いことをするよりも、むしろこうした悪い行動の面で仲間からの影響を受けやすくなる。

専門誌「アルコホリズム」に昨年発表されたものを含めた一連の研究では、研究者たちはネット上にチャットルームを作り、子供たちが人気がある、あるいは不人気の3人の仲間と付き合うように設定した。その後、「パーティーで誰かが君にアルコールを勧めたと想像してみて。君は飲むか」 などと質問する。チャットルームの別の子供が「イエス」と答えると、その影響力は「非常に大きい」とプリンスタイン教授は述べ、「子供たちの反応は劇的に変わる」と指摘する。

仲間が人気者である場合、社会的に強い不安感のある子供は見境なく同調する─他の子供が何を決めてもそれに同意する─が、不安感の弱い子供は選択がもっとうるさい。最も影響を受けやすい子供は最も人気のない子供だ。これは必ずしも低い自尊心がなせる技ではなく、ポジティブに評価されたいがためだ。

民族に関する記述もあるが、日本の場合、この部分の影響は限定的であり、多くの家庭の場合、無関係と思われるので、削除する。
もちろん、我が家も関係がなさそうである。

そして、最後の書かれているのが、親との関係。
これが一番気になるところかもしれない…。

「権威的な親業」と呼ばれる厳しい見境を伴う温かい育児は、より独立した思考をする子供に結び付けられている。しかし、スタインバーグ教授は、仲間からの圧力に抵抗する能力を発展させるには、親は親に抵抗するように子供を導かなければならないと警告する。同教授は「『私がそう言っているのだから、そうしなさい』式の子育てをしている親は、子供が他人の言うことに、より影響されやすい子供にしているのだ」と話す。

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