雑多なことだらけですが、一定のボリュームのあるテーマができましたら、切り離して別ブログにする予定です。

地方の衰退の「3つの間違い」と「撤退戦略」

この記事は約3分で読めます。

これは読んでおくべき記事だろう

地方の衰退を招く「3つの重大な間違い」とは
https://toyokeizai.net/articles/-/70936

なぜ地方は撤退戦略を持たず事業をするのか
https://toyokeizai.net/articles/-/74305

計画を立て、目標管理をして、改善を行っているにもかかわらず、地域がどんどん衰退している

なぜか???

(間違い1)戦略や計画が「対症療法」にしかならない

ゴール設定が曖昧で、今「表面的に起きている現象」を「問題」と設定してしまいます。つまり、「目の前の問題にどう取り組むか」が、戦略・計画だと思い込んでしまう

(間違い2)達成しても無意味な「目標設定」がひとり歩き

「いくらおカネを使って、何を達成するのか」という費用対効果に対する考え方が、地域分野ではほとんどありません。しかも、恐ろしいのは、誤った数値目標を達成するために、決めたものは採算をさらに度外視してまでやってしまうことが多く出てきます。

(間違い3)「根本」を疑わず、改善ばかり行う

「もともとの戦略・計画、もしくは目標設定が間違っているのではないか?」という考えに至らないのです。

抜け出す方法は?

事業自体に全く面白みが出ず、「消化試合化」して、さらに状況は「目標は達成されず、どんどん投入する予算などが拡大するだけ」ということになってしまいます。

では、どうするか?

間違った戦略選択をしていることが明らかなら、自治体の方針とは異なる取り組みを行って、地域に新たな活力を生み出すという選択肢があることを忘れてはいけません。いくら「うちの自治体がダメだ」と嘆いても変わらないのです。

最初は難しいかもしれませんが、むしろ自治体の戦略を「完全無視」をしてでも、自分たちが必要であるという取り組みを小さく始め、実績をあげていくことこそが変化につながります。

撤退戦略

ようするに撤退戦略なくして突き進むから、上記のような状況になる。

地方活性化事業の基本計画などを見ると、もし失敗したときの撤退戦略について書かれているものは皆無といっていいほど

一度決まったものを、やめるという発想がない。
だから、「無駄」だと知りつつもお金を使っていってしまうのが地方自治。

撤退戦略の設定(撤退設定)がなされない場合の問題点は、大きく言って2つあります。

まず1つは、「失敗した時の傷が深くなる」という問題

もう1つは、最初から撤退設定ができないような事業は、そもそも失敗しやすいという問題

そして、↓はとても重要だと思う

あらかじめ決めておけば、万が一これらの撤退要件にひっかかる状況になれば、誰も反対せず、「ここらへんでいったん考えなおそう」ということが、ためらうことなく言い出せます。でないと「まだもう少し頑張ろう」とか「もう少しだけ投資すればどうにかなる」といったように、損切りする、しないで論争になってしまいます。

地域活性化事業で重要なのは、成功することと共に、大きな失敗をしないことです。もし大きな失敗をしたら再挑戦することは困難になります。地域での事業は、常に「挑戦と失敗の繰り返しをどれだけできるか」にかかっています。

挑戦して、まずくなったらいったん手仕舞いして、再度やり方を変えて挑戦してみる。この繰り返しを続けられるようにするためにも、大きな失敗はしてはいけないのです。初期に撤退条件を話すことは決して後ろ向きな話ではありません。未来につながる前向きな話なのです。

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