雑多なことだらけですが、一定のボリュームのあるテーマができましたら、切り離して別ブログにする予定です。

2021年 中学受験のファクト

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中学入試の競争は緩和している

冷静になればわかることですが、報道などによって間違った認識が広がっているようです。

小学生の人数は減ってきているにもかかわらず、私立中高一貫校の上位校に限ってみても、定員は削減されていませんので、入りやすくなっています。

中学入試だけに限らず、大学入試でも顕著です。

調べればすぐにわかりますが、東大や京大の入学定員は、18歳人口の多かった第二次ベビーブーマー世代の時代から見てもほぼ横ばいです。

その間に、18歳人口は右肩下がりで、アルファ世代では第二次ベビーブーマー世代の半分以下になっています。

リーダーを育てたい四谷大塚、制度の変化を捉えた日能研、勉強のスタイルを変えたサピックス…「中学受験“塾”戦争」の実態に迫る | 文春オンライン
教育熱心な両親が自身の子どもに受験勉強を無理強いする“教育虐待”という言葉が社会に浸透し始めている。しかし、育児・教育・中学受験ジャーナリストのおおたとしまさ氏は「中学受験者数は年々増加しており、競争…

ここ数年、中学受験者数は増加傾向にある。そして2021年、コロナ禍での首都圏の中学受験者数は5万人を超えた。しかしこれはようやく2007年の水準に戻っただけだし、さらにいえば、1990年代初頭にはすでに首都圏の中学受験者数は5万人を超えていた。

https://bunshun.jp/articles/-/50093?page=3

1980年代半ばには首都圏の私立中高一貫校は約200校だったが、現在では約300校に増えている。中学入試の競争率は総じて言えばむしろ緩和しているのである。

実際、2019年までの全体合格率は100パーセントを超えており、全入時代だった。えり好みしなければどこかには入れた。2020年および2021年には100パーセントを割り込んだが、女子に限ればまだ全入だ。

https://bunshun.jp/articles/-/50093?page=3

大手学習塾5社、業績で明暗くっきりのワケ。好調の早稲アカ、不調の明光義塾etc.

塾を選ぶ上で、経営状況や戦略を確認するのはとても重要だと思います。

塾は講師の能力に左右されるサービス産業のため、経営状況が悪化すれば能力の高い講師がいなくなり質がどんどん下がっていきます。

大手学習塾5社、業績で明暗くっきりのワケ。好調の早稲アカ、不調の明光義塾etc. | bizSPA!フレッシュ
 コロナ禍では小学校から大学まで休校措置やオンライン教育の導入、時差登校の実施など様々な対策を迫られました。もちろん生徒の密を防がなければならないのは学習塾業界も同様です。しかし学校は税金でまかなえますが、ビジネスで運営される学習塾は自前で

この記事で取り上げられているのは5社。コロナ禍での浮沈が書かれていますが、当然の結論が書かれています。

今回は5社だけで、関東のSAPIXや日能研、関西の浜学園、希学園、馬渕教室などが取り上げられていません。

コロナ禍はしばらく続くでしょうから、選ぶ方も選ばれる方も、これまでとは異なる基準が必要になりそうです。これまでの実績はあまりあてにしない方が良いと思います。

オンライン授業(ハイブリッド方式)のノウハウをどれだけ蓄積できるかが2022年以降に大きく影響すると思います。

対応に失敗したところは、早ければ2022年内に身売りor倒産の憂き目に会うと思います。

不調組は個別指導塾である点が共通しており、好調組はいずれも集団塾です。集団塾はオンライン授業への対応が早かったことも、生徒離れを防いだポイントなのかもしれません

https://bizspa.jp/post-545213/5/

負け組

  • リソー教育:学習塾「TOMAS」 個別指導塾で完全1対1
  • ベネッセHD:東京個別指導学院・関西個別指導学院 個別指導
  • 明光ネットワークジャパン:明光義塾 個別指導

勝ち組

  • ナガセ:四谷大塚 オンライン授業を整備
  • 早稲田アカデミー 「双方向Web授業」というZoomを通じたオンライン授業を開始

私立有名中高一貫校の存在価値

ファクトではないですが、通中学受験専門カウンセラー安浪京子さんと、教育ジャーナリストおおたとしまささんの考えは興味深いです。

通信教育のN高が初の東大合格…私立有名中高一貫校の存在価値 | 幻冬舎ゴールドオンライン
通中学受験専門カウンセラー安浪京子 × 教育ジャーナリストおおたとしまさ。「そもそも学校にいかずに中学生のうちから東大受験専門塾に通って鍛えるのが一番強い」と教育ジャーナリストのおおた氏は指摘します。言葉の真意とは。 ※本連載は安浪京子氏、おおたとしまさ氏の著書『中学受験の親たちへ 子どもの「最高」を引き出すルール』(...

おおた 「じゃあ、なんのために私立の一貫校に行くの?」というと、「その学校らしさ」、それを僕は「ハビトゥス」とか「家付き酵母」(昔の味噌や醤油の蔵元に住み着いていた酵母のこと)と呼んでいるのですが、そういうものを得るために行くんです。

https://gentosha-go.com/articles/-/38908

いわゆる校風や、学校の卒業生のネットワークなども該当します。

安浪 そういう意味で、学校も二極化しているなと思います。ただ、この「家付き酵母」の話で付け加えると、こうした学校文化とか「らしさ」まで理解して学校選びをする人は、まだまだ少ないと思うんです。地方出身の私からすると、中学受験文化のない地方出身の親が一度は「偏差値至上主義」的なルートをくぐり抜けて、ようやく学校文化や「らしさ」で学校を選ぶ境地にいたれるんだと思います。

https://gentosha-go.com/articles/-/38908

参考にしておきたい記事

小学生向け 国語の家庭学習 おすすめ問題集2021

小学生向け 国語の家庭学習 おすすめ問題集2021 | 受験を超えて
「うちの子、国語が苦手で…」「国語力がないから、すべての教科の学習に影響する」という保護者のお悩みをよく聞きます。今回はご不安の多い「国語力」を家庭で伸ばすためにおすすめの問題集と本、そして学習法についてご紹介します。
  • 出口汪の日本語論理トレーニング(論理エンジンJrシリーズ)
  • ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕
  • ふくしま式200字メソッド「書く力」が身につく問題集[小学生版]
  • マンガでわかる! 10才までに覚えたい言葉1000
  • マンガでわかる! 10才までに覚えたい言葉1000 レベルアップ編
  • 学研「おはなしドリル」
  • 啓明館が紡ぐ 小学国語 読解の基礎【3年~5年向け】
  • 小学生のまんがことわざ辞典 改訂版
  • 小学生のまんが慣用句辞典 改訂版
  • 小学生のまんが四字熟語辞典 改訂版
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