雑多なことだらけですが、一定のボリュームのあるテーマができましたら、切り離して別ブログにする予定です。

読了)Who Was Frank Lloyd Wright? (Who Was?シリーズ)

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「Who Was Frank Lloyd Wright?」

NHKの「Enjoy Simple English Readers」シリーズは簡単すぎて、このレベルを読み続けても意味がないと判断し、別のものをトライすることにした。今は小説を楽しむような気分でなく、経営系などの実学に関する本や、百歩譲って自己啓発系(いわゆるスピリチュアル系統は除く)が読みたい時期なのだが、原書で読む英語力があるわけではないので、どうしたものかと考え、選んだのが人物伝系統。

この「Who Was ?」シリーズは古今の有名人、偉人の一生を簡単に紹介しているシリーズ。100ページ強の薄いシリーズなので、気軽に取り組める。歴史系が好きな人にはお勧め。持ち運びが嫌なので、Kindleで購入。

文脈が理解できないとか、文章の構成が分からないということはないが、語彙力が落ちているのを痛感した。現在の力では、このくらいのレベルがちょうどよさそう。ここから少しずつあげていくしかない。

レベル感はともかくとして、短すぎるのが難点。倍以上の長さがあった方がいい。これくらいだと、往復の通勤のなかで、少しずつ読んでも数日しか持たない…。とはいえ、語彙が完璧であるわけではないので、もう一回くらい読んでもいいかもしれない。

閑話休題(受験生時代の体験)

四半世紀前の大昔に、お茶の水にある大手予備校の講座で、某国立大学専門の英語講座を担当していたS講師が「分からなくても、20回も読めば分かるようになるし、単語も覚えられる」と言っていたことが頭に焼き付いている。初回の授業でそうしたことを言っていたように思う。物量勝負だというのだ。時間が限られる受験勉強の中で、挑戦的な発言だったが、当時は本当にそれを実行した。単語帳などは使わずに、ひたすら文章を読んで、文章で単語を覚えた。

で、どうなったかというと、結果は伴った。

だからなのだが、個人的な経験から多読は有効だと思っているし 、自分に合っている方法であることが分かっている。とはいえ、個人差のある勉強法だと思う。

そもそも自分は感覚で文章を読むタイプなので、5文型に当てはめて読む方法が出来なかった。恥ずかしながら当時も今も、英語文章を読んでもどの文型に当てはまるのかは分からない。つまり、構文というものを正確に理解していない人間なのである。文法問題でも「この単語は○○詞だから、後ろに来るのは△△です」と言われても/書かれても分からない。構文や文法は理屈で覚えずにパターンで覚えた。

言語学者になるつもりなぞサラサラないので、理屈はテキトーに聞いて、パターンを覚えようと割り切った。文章は読めれば良いし、文法問題も分かればいいだろう、という割り切りだ。その代り、読む量はそれなりに確保し、文法問題も最終的には2種類に絞って、正解率を99%以上になるまで、繰り返し解いた。正答率は毎回記録し、間違えた箇所&怪しいところだけを繰り返した。もちろん、たまには全体を解き直すことをしている。英語は物量勝負で勉強したので、正直効率は悪かった。

だが、結果は伴ったので、個人的な体験のなかでは、正解の勉強方法であった。

内容の抜粋

さて、この本はFrank Lloyd Wrightの生涯を紹介する本である。

112ページ7,000語くらいか?

フランク・ロイド・ライトは建築家で、日本にも縁がある。最初の帝国ホテルの設計を行った設計士で、帝国ホテルは関東大震災にも耐えた。若き日にアメリカで目撃した建物崩壊事故が念頭にあり、それが設計にも生かされたらしい。

建築家としてだけでなく、今でも人気デザインの照明を作ったことでも知られる。本にはこのことは書かれていない。

父は牧師で、母親違いの兄姉がおり、同じ母をもつ妹たちがいた。母親が幼い頃にブロックを与えたことで、空間的な把握能力を身につけた。設計の系統だった学問を修めたわけではなく、設計事務所で身につけたところが大きかった。

設計事務所に勤務している頃から、才能にはあふれていた。だが、その才能に合うような大きな仕事はあまりなく、個人の家などを多く設計している。これが高額になることが多く揉めることも多かった。現在でいうところのデザイナーズほにゃららの走りである。

フランク・ロイド・ライト自信は、セルフィッシュな人物で、幾度の離婚をしており、子供たちには良い父親ではなかったようだが、母は大事にしていたようで、墓は母の近くにある。

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