この時期は色々なことを考えていましたが、結論の出ないことが多かった時期でした。
後々の備忘録のために、この時期に何を考えていたのかを記録しておこうと思います。
前提
子供はアルファ世代です。
将来就くであろう仕事は、今存在していないものかも知れません。
キャリアチェンジも複数回経験することになるでしょう。
働く場所も日本ではないかもしれません。(そもそも場所の概念が意味をなさなくなっているかも知れません。)
こうした未来を生き抜く力を(取り敢えずは)既存の教育システムの中で身に付けて欲しいと思っていました。
既存の教育システムがベストとは思いませんが、子供のことを考えると無責任に代替の方法を実行するほどの勇気はありません。
中学受験 するかしないか
子供が小学3年の夏に考えていたのが、中学受験させるか、中学は地元公立に通わせて高校受験に備えるかでした。
学力が伸びる時期が違う子がいるのも理解しているので、子供の状況を見て柔軟に切り替えたいと思っていましたが、やはり中学受験させた方がいいのだろうかと迷いっぱなしでした。
コロナ禍の影響で中学受験熱が加速しているのも迷いを増幅させました。
いろいろ情報を集めてみるも、迷うことばかりで、時間ばかりが過ぎていきました。
住んでいる所は微妙な郊外で、通えるところに中高一貫の進学校が無ければ迷うことはなかったのですが、全国有数の進学校を始め、公立の中高一貫もあります。ただし、選択数がかなり限定される地域です。
もっと地方であれば、割り切れますし、もっと都会なら、選択肢がさらに増えるので、中途半端な悩みが無くて良かったと思います。実際、私自身の実家であれば、選択肢が限りなくあるため、迷うことなく中学受験をさせています。
自分自身は中学受験も経験し、高校受験も大学受験も経験しています。
中学受験はしましたが、受かった中学には進学せず、高校から関東で有数の進学校(当時)に通いました。
しかし、いざ入学してみると、中学からの内部進学の学生の方がだいぶ授業が進んでおり、追いつくために苦戦を強いられました。
苦い思い出です。そうした記憶も学力があるなら中高一貫校に通わせたいと考えた一因でした。
前提はスポーツをやめない
子供はスイミングと野球をやっています。コロナ禍でも辞めていません。
スポーツは週末にやっているのですが、朝から夕方までガッツリやっています。
この二つのスポーツは本人がやりたい内はやらせたいと思っています。
通塾のためにスポーツを止めるのは考えていません。ゴールデンエイジを通塾のために潰す気にはなれませんでした。
リンダ・グラットン教授が述べているように、アルファ世代は人生100年時代を生きる世代になります。
人生100年時代と言っても、健康的に活動的に過ごしてもらいたいと思いますので、しっかりと運動をさせてロコモティブシンドロームにならない体づくりをさせたいと思っています。
コロナ禍で運動をさせなくなった家庭も多い印象ですが、子供の将来を考えると、辞めるという選択肢はありませんでした。
こちらのブログと本の内容には非常に勇気づけられました。
最終目標は生涯学び続ける習慣を獲得すること
大学には行ってもらいたいと思っています。
アルファ世代ですので、その先の大学院も視野に入れた方が良いと考えています。
一時流行ったMBAを筆頭に世界的に大学院卒が増え、学部卒の価値が低下しています。
学部卒で通用する時代は終焉を迎えつつありますので、次の段階を見据える必要があると考えています。
大学院への進学が早晩スタンダードになるかと思っていましたが、コロナ禍の影響で様々な事の進捗速度が変わってしまいました。
教育機関での学びが終わっても、アルファ世代以降は長いこと学び続けなければならない世代になると考えていますので、生涯学び続けられる素地を作ってあげたいと思っています。
目指す大学は
大学院への進学がスタンダードになるかは分からなくなりましたが、高等教育機関としての大学は残ると思っています。
とはいえ、大学というものの在り方が変わっていくと思っています。
大学の在り方が変わったとしても、生涯学び続ける必要がある世代ですので、学ぶ力を獲得する意味で、一定以上のランクの大学を目指させたいところです。
欲を言えばSランクの大学ですし、その中の上位校に進学できる力をつけてほしいと思っています。
受験科目数の少ない私立ではなく、国公立を目指して欲しいと思っています。
海外の大学でも良いと思っています。日本のアルファ世代の子供たちは好む好まざるに関わらず、国外へ飛び出さざるを得ない状況になると考えていますので、海外の大学でも良いと思っています。
塾 or 自宅
我が家はフル勤務の共働きです。しかも、そんなに早く家に帰れません。
親として勉強を見てあげられる時間が少ないのが難点です。
自学自習できる年齢でもなく、誘惑に勝てない年齢です。
そうしたことを考えると、塾に通わせるという選択肢もあります。
この点はすごく悩んでいます。
中学・高校時の勉強に繋がる素地づくりを小学生のうちにしておきたいと思っていますので、どちらが良いのかは、これからも悩むと思います。
通信教材 and オンライン
小学校1年生からフルスペックのスマイルゼミをやっています。
本人的にはそんなに難しくはないようですので、ランクを上げてみるのも良いかもしれないと考えました。
コロナ禍で影響でオンライン教育が発展して新たなサービスが生まれて選択肢が増えたのは良いことでした。
検討したのは次の3つです。
Z会の中学受験コース
四谷大塚の通信教育 中学受験コース
早稲田アカデミーの早稲アカDUA
この時はSAPIXや日能研のオンラインはありませんでした。
それぞれが一長一短あり、すごく悩みました。そんな中、スマイルゼミが先取り学習ができるサービスを開始するという発表があってさらに悩みが増えます。
主に検討した3つのサービスに加えて、補助的にスタディサプリも考えました。ただし、この時は小4からしかサービスがなかったため、取り敢えず脇に置きました。
※選択の結果はこちらです。
読書習慣
読み聞かせを本格的に始めたのは小学校に入る直前くらいからでした。
絵本を一緒に見るところから始まって、2年生の頃には、絵を見ない読み聞かせへ移りました。
読み聞かせは好きなのですが、まだ自分で本を読むところに辿り着いていません。
また、本を読み聞かせるのはいいのですが、話題に変化に乏しいと感じていました。
何かいい方法がないかと考え、本のサブスクや本を紹介してくれるサービスなどを調べていました。
しかし、コレはと思うものがない中で、ふと子供新聞が頭をよぎりました。
今もあるのだろうかと思っていると、次の3社サービス提供しているのが分かりました。
読売新聞
朝日新聞
毎日新聞
お試し購読ができるので、早速申し込みました。
※選択の結果はこちらです
情報収集のツール
情報収集ツールとして最も有効なのは大手の進学塾です。
情報量は圧倒的ですが、通塾するかどうかを悩んでいますので、別の情報収集方法の検討が必要です。
その1つとして次の2つの雑誌の購読を考えました。
プレジデントファミリー
AERA Kids
悩んだのは定期購読にするか、内容に応じて都度購入するかです。
前者は買い忘れがないのがメリットですが、不要な号も買うことになるのがデメリットです。