雑多なことだらけですが、一定のボリュームのあるテーマができましたら、切り離して別ブログにする予定です。

我が家の電気使用量(H26/09~H27/08)から考えた太陽光発電システム+蓄電システムの費用対効果

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我が家のこの1年間の電気使用量は3,972kWh。113,826円。

契約種別 半日お得プラン
契約容量 4KVA

内訳は

H26/09 258kWh 7,654円
H26/10 226kWh 6,826円
H26/11 273kWh 7,620円
H26/12 333kWh 9,500円
H27/01 582kWh 17,134円
H27/02 448kWh 12,737円
H27/03 435kWh 12,466円
H27/04 393kWh 11,330円
H27/05 271kWh 7,875円
H27/06 198kWh 5,631円
H27/07 257kWh 7,033円
H27/08 298kWh 8,020円

では、家族の電気代の平均ってどのくらいかというのを調べてみると。
(https://www.recod.jp/epress/家族の電気代の平均ってどのくらい?/)

1世帯当たり電気使用量(kWh)
(出典:総務省統計局「家計調査」平成26年(2014年)12月分速報)

2012年:平均450.2kWh
2013年:平均441.2kWh
2014年:平均428.2kWh

電気代の平均は9,000円前後らしい。

我が家は平均すると331kWhとなり、平均を下回る。
電気代は9,485円で、平均を少し上回っているようだが、契約の違いによるのだろう。

1日あたりの使用電気量は年間平均で10.38kWh、ピークの寒い時期で18.77kWh(1月の平均)が目安。

これを蓄電池の容量で考えてみる。
今の技術ですでに可能だが、発電と蓄電がさらにすすむと電力自給自足な生活がおくれるで書いたが、テスラが発売する蓄電池のTesla Powerwallが10kWh、3500ドルからなので、我が家の場合、ピーク時を考えると、20kWhが必要。
1日を10kWh想定だと書いたが、10kWhでは難しいようだ。

一方、年間の電気使用量は3,972kWhを太陽光発電でまかなおうとするとどうか。

太陽光発電協会(https://www.jpea.gr.jp/setting/house/q_a/index.html)によると、
「太陽電池容量 1kWシステム当たりの年間発電量は約1,000kWh(※1)。
一世帯当たりの年間総消費電力量は5,315kWh/年なので(※2)、4kWシステムを設置すれば、75%程度を太陽光発電でまかなえる計算になります。
※1. 太陽電池を水平に対して30度傾け、真南に向けて設置した場合の計算例です。 地域や太陽電池の方位、傾斜角度により発電量が変わります。
※2. 太陽光発電協会試算(表示ガイドライン)」

上記でいけば、我が家は4kWシステムでおつりが出るということになる。
ちなみに、太陽光発電協会での年間総消費電力量は443kWh/月なので、総務省の統計とはそれほどの違いがない。

では、4kWシステムの規模とは。
ここではカーポートに太陽光パネルを設置する場合で見てみる。
参考としたサイトは次。https://www.taiyoko-kakaku.jp/archives/298.html

『「カーポート、太陽光発電システム、設置工事費用が全て込み込みの価格」となっております。
【2台用ソーラーカーポートの発電量】
パナソニックHIT244α 18枚 4.39kw : 総額225万円
東芝250w 18枚 4.5kw : 総額238万円』

仮に、ソーラーカーポートで4.39kwのシステムを導入して、そのほとんどをTesla Powerwallの10kWh×2個に蓄電したとする。
最低限の導入費用で225万+84万(7,000ドル×120円/ドルで計算)=309万円。

一方で、我が家の年間使用料金が113,826円。10年でざっくり114万円、20年で228万円。

ソーラーカーポートで4.39kwのシステムだと年間約4,390kWhの発電量。我が家の使用電力が年間3,972kWh。差が418kWh。売電価格をざっくり30円/kWhとすると、1,450円/年。・・・。ほとんどないと考えるのがよさそうだ。
ま、普及導入時とは違って、今後の太陽光発電を導入する際に、売電収入を当てにしてはいけないと思っているので、この部分はどうでもいいのだが。

となると、導入費用が約310万円、20年間で使用する電気量が約230万円。
電気量を太陽光発電システムでまかないきれないということになる。20年間でざっくり、△80万円。年平均△4万円。

ソーラーカーポートで算出すると、上記のとおりだが、「グリーンエネルギーナビ」によると。
(https://www.green-energynavi.com/library/articles/market-price.html)

住宅用太陽光発電システムの「平均システム価格」推移(2014年)
1月~3月 40.2万円/kW
4月~6月 39.6万円/kW
7月~9月 38.7万円/kW
10月~12月 37.0万円/kW
(出典:資源エネルギー庁『最近の再生可能エネルギー市場の動向について』)

ということで、4.39kwのシステムで約160万円。
最低限の導入費用で160万+84万(蓄電池)=244万円。
これだと、20年間で約△15万円。

うーん。
20年間で考えて損益分岐までもう少しだな。
10年で損益分岐まで行きそうなら、まじめにシミュレーションするが・・・。
また、別の機会に検証しよう。

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