3年生の2月から始まる中学受験対策ですが、我が家では進学塾はおろか地元の学習塾にも行っていません。
自宅学習だけだとダラけるので、学習塾には行かせようと思っていますが、まだ見学にも行っていない有様です。
自宅学習ではスマイルゼミを軸にZ会の中学受験コースの国語と、塾を運営している家族による不定期のオンライン指導です。新聞も取り続けています。
Z会が加わったことで一時的に負担が増えたのですが、早いタイミングでスケジュールには慣れてきた感じでした。
大学受験時の勉強量から逆算すると、この位のボリュームは余力がありすぎるくらいでこなして欲しかったので良かったです。
Z会のシステムへの不満
Z会の中学受験コースのカリキュラムや問題には不満はありませんが、アプリやホームページには大いに不満があります。
ユーザーインターフェースがあまりにも酷いので、早急に改善をしたほうがいいです。
スマイルゼミを使っているので、なおさらZ会の酷さが目立ちます。
スマイルゼミとZ会を見比べると、クレイトン・クリステンセン博士のイノベーションのジレンマの事例を目の当たりのしているのだと思うようになりました。
スマイルゼミの無学年学習に期待
2022年4月から始まるスマイルゼミの無学年学習「コアトレ」に期待しています。
無学年学習の「コアトレ」が始まるというアナウンスが無かったら、スマイルゼミは止めるつもりでした。
代わりにZ会をフルスペックでやるか、四谷大塚or東進のオンラインを体験するか悩んでいたところでした。
大手進学塾が中学受験に強いのは、6年生までの授業内容を5年生までに終わらせて、1年間かけて試験対策に時間を割くからです。
私立の進学校が上位大学に強いのも同様の理由です。
高2までに高3までのカリキュラムを終えるからです。
中高一貫校の方が有利であるとされるのはこの点です。
中高6年間のカリキュラムを中高の5年間かけてやれるからです。
高校3年間のカリキュラムを2年間で終わらせるより、長い期間ジックリと学べることに魅力を感じるのでしょう。
とはいえ、高校入試で偏差値70を超える進学校に通う高校生なら、ほとんどの生徒がついていけると思いますので、幻影なのですが…
こうした先取り学習は自宅学習ではなかなか出来ないことなので、普通は進学塾に行かせます。
これが進学塾の最大の強みなのですが、先取り学習をある程度自宅学習でできるとなると話が変わってきます。
おそらく他社も無学年学習を追随or改良してくるでしょうから、もっと良いサービスが出てくるかも知れませんが、まずはどんなものかを試したいと思います。
そうそう、無学年学習の代表といえば公文式ですが、オンラインにも本格的に参入しそうです。
寺子屋方式で展開してきた公文式ですが、コロナ禍で戦略の見直しを迫られたのでしょうか。ここにもイノベーションのジレンマが見え隠れしています。